コラージュサークル「glue」参加者募集

「glue」は英語で「のり」という意味です。
のりは物と物をくっつける役割であり、さらにいえば「つながり」が生まれるという意味を込めて、この輪が広がればなと思い名づけました。
他のアートサークルと違うのは、「サバイバーシップ」がテーマにあるということ。
サバイバーシップとは、がんを経験した方が、生活していく上で直面する課題を、 家族や医療関係者、他の経験者と共に乗りこえていくことを意味します。

 コラージュのような表現活動は、生活の質を高めるだけではなく、免疫力の獲得に有効であるという可能性があるからです。
例えば、欧米のがんセンターでの取り組みをみると、 アート, 音楽, ペットなど、多様な療法チームでがん患者の治療に取り組んでいます。
さらに、表現行為をすることで免疫力を獲得する可能性について、 HIV患者やがん患者を対象とした調査が行われているのです。

 世界的にも、アートとケアの力が検証されている中
このアートサークルでも、その力を使って取り組んでいきたいと考えています。

アートサークル「glue」は、月2回、女性がんサバイバーを対象に、カフェや市民スペースを借りて写真を使ったコラージュや撮影会を企画しています。
コラージュとは「ノリで貼る(仏語)」という意味で、以下の画像のような物を指します。

コラージュを作るための手順はとてもシンプルです。


まず、コラージュに使いたい画像を事前に選んできます。(スマホのアルバム画像でもokです!)

1. コラージュの背景となる写真を選びます。
2. そこに貼りたい写真を選び、切り抜き、貼り足します。
3.コラージュした写真や余白には自由にデコレーション、色味を加えます。
さらに、テキストを加える時間を設けています。
4. 最後に、制作したコラージュにそれぞれタイトルを付け、ミニ発表会を行い、感想を言い合います。

アートサークルで伝えたいこと

らなかった自分の一面を発見できたという喜び、夢中になることで、将来への不安などへの思いを巡らさず、今に集中できること。
さらに、写真は記憶の起爆装置として、過去の振り返りや新たな発見の糸口としても作用します。

このサークルでは、アート制作による「直感と創造力」を促すことで、自己表現を誘発し、さらに、制作物が鑑賞され、評価されることで「作品化」ができるのです。この作品化が各自にエンパワーメントをもたらすだろうと考えています。
もちろんアート未経験、コラージュはやったことがない方でも参加可能です。

サークル活動なので、手先を動かしながら、同じ経験をした仲間とのおしゃべりや出会いを目的にどうぞお気軽にご参加ください!

*オンラインでも試験的に参加できます。

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